香りも楽しもう
色と同じように、清澄さや芳香もビールにとって非常に重要な要素です。
特に香りは快く食欲をそそるためのものですが、ピルスナーにおいて香りとは花の香り、ハーブ香、ホップ香などをいいます。
バイエルンのスタイルでは麦芽香が強く、小麦ビールやエールは果実香がしますよね。
どんなスタイルのビールも味や色や香りなどの要素の集まりでできています。
グラスを持ち上げるたびに香りや味の新しい発見があります。
香味をつくる要素はホップと麦芽と果実の関係にあります。
そのためホップ香(快い芳香、ハーブ香、苦さ)、麦芽香(甘さ、ドライ感、スパイシー、コーヒー風味、焦げ臭)、果実香(強いけれどデリケートな酸味、リンゴ風味、バナナ風味)などのような特徴が出てきます。
ラガービールの醸造ではリンゴ風味やバナナ風味がつかないように気を配りますが、ビールによってはこの風味が特徴となることもあります。
どんなスタイルもそれぞれの要素がバランスよく保たれているものです。
ホップ香の強いビールはただ単にひどく苦いだけではないし、麦芽香のするビ!ルはただ甘くべタついて
いるわけではありません。